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インシチュフォーム(INS)工法

工法の概要

INS工法は、マンホールや立坑を利用して短時間で埋設管路を更生する工法で、熱硬化性樹脂を含浸したライナーを水圧又は空気圧によって管路内に反転挿入あるいは引込み拡径し、管内を加熱することによりライナーを硬化させ、既設管路内に新しく強固な樹脂パイプをつくる工法です。

この工法は、1971年イギリスで開発され、欧米をはじめとする世界40カ国以上で施工されています。

適用可能口径は、100mmから最大2,600mmと幅広く、しかも使用ライナーは、しなやかで作業性がよく、円形、楕円形、卵形、馬蹄形、四角形などあらゆる形状の管路に適用できます。

写真:インシチュフォーム工法1

写真:インシチュフォーム工法2

写真:インシチュフォーム工法3

写真:インシチュフォーム工法4

写真:インシチュフォーム工法5

工法の特長

1. 小さなスペースで施工できます。

既設マンホールの利用または小さな立坑築造により、既設管路にライナーを挿入する工法で、施工時間が短く、経済的です。

2. 欠損部、離脱部も蘇生します。

硬化したライナーは、老朽管の欠損部離脱部を完全に補修し継ぎ目のない新しい管路を形成するので、漏水や浸入水の防止、木の根防止などに最適です。

3. ライナー厚を自由に選定できます。

ライナー厚は3mmから69mmまで1.5mm毎に製作でき、老朽管の状況に応じて選定できるので、管路の強度向上や地盤沈下、地震対策にも有効です。

4. 長スパンの施工ができます。

水圧又は空気圧を利用してライナーを挿入・反転することで、長スパンを一回で容易に施工できます。

5. 耐久性に優れています。

ライナーには耐薬品性の熱硬化性樹脂が含浸させてあり、硬化したライナーはきわめて硬く、耐酸、耐アルカリ性で寿命は半永久的です。

6. 管路の形状を問いません。

ライナーはしなやかで、どんな形状の管路にもぴったり密着し、曲り部分も無理なく挿入できます。

7. 通水流下能力が向上します。

ライナー内面は、滑らかなフィルムで保護されているので、施工後は通水流下能力が大きく向上します。